45回全国老人クラブ大会
第45回全国老人クラブ大会が、11月9日(水)・10日(木)、富山市で開催されました。
全国から1,300人の参加があり、長野県からは池上弘祥会長はじめ12人が出席しました。
初日は三つの活動交流部会がありました。
第一部会は「地域に健康づくり・介護予防活動の輪を広げよう」です。「新地域支援事業」の展開に向けて、広く地域の高齢者に呼びかけて実施している健康づくり、介護予防の取組について実践発表があり、意見交換がなされました。
第二部会は、「全国100万人会員増強運動」が3年目を迎え「未設置地区にクラブをつくろう」と題して、解散クラブの復活、未設置地区への働きかけ等その経過や対応、自治会や行政との連携等について事例発表があり、活発な意見交換がなされました。なお、この中で、多くの参加者から「「老人」クラブ」の名称について、その考えるところが述べられました。
第三部会「演じる活動」では、伝統芸能白川民謡や創作ダンス・舞踊など披露され、各クラブのこうした「演じる活動」の日ごろの取組や実演を通じての仲間づくり、地域づくりの様子が案内されました。
二日目は、「健康寿命の延伸を目指して」富山市の取組について、森 雅志富山市長の講演をお聞きし、富山県立南砺平高等学校 郷土芸能部の「越中五箇山民謡」を鑑賞しました。
式典に入り、国歌を斉唱し、黙祷をささげました。次いで、斎藤十朗 全国老人クラブ連合会長のあいさつがあり、「全国老人クラブ連合会長表彰」が行われました。
長野県は、3名の方、1クラブが受賞されました。
老人クラブ育成功労者表彰
辰野町老人クラブ連合会 元会長 松田 雅次 様
駒ケ根市高齢者クラブ連合会 会長 小林 雄五郎 様
永年勤続者表彰
辰野町老人クラブ連合会 主任 赤羽 紀昭 様
優良老人クラブ表彰
諏訪市老人クラブ連合会 大和長寿会 様
次に、塩崎恭久 厚生労働大臣祝辞(三浦明 厚生労働省老健局振興課長 代読)はじめ4名の方々から祝辞をいただき、大会「宣言」を採択しました。
宣言 (2016-11-10 ・ 58KB) |
最後に、京都府老人クラブ連合会から、来年度の大会開催について案内があり、参加者全員で「青い山脈」を合唱し幕を閉じました。
老人クラブの起源は、長寿を尊び祝う平安時代の「尚歯会」(しょうしえ)とされ、京都がその発祥の地です。
来年度は、この京都市で10月18日、19日 開催されます。古都を訪ね、交流を深めましょう。