今年の特殊詐欺被害件数が昨年の同じ時期に比べて
1.5倍となっています。
■ 平成27年10月末までの今年の特殊詐欺認知件数(長野県警集計暫定値)
認知件数 231件 (昨年同期比 77件増、50%増)
■ オレオレ詐欺認知件数 106件(昨年1年間の被害総数(50件)の2倍超)
1件当たりの被害額 約 224.6万円
■ 架空請求詐欺認知件数 68件(昨年同期比21件増、44.7%増)
1件当たりの被害額 約 417.3万円
■ 還付金等詐欺認知件数 31件(昨年同期比27件増、675%増)
1件当たりの被害額 約 91.6万円
■ 特殊詐欺の被害は、先月から3町村増加し42市町村(19市・16町・7村)
に及んでいます。
■ 阻止件数は被害件数を上回る257件(前年同期比122件増)
金融機関の職員による阻止が66%
家族による阻止が12%
■ 特殊詐欺被害者の65%が女性、年代別では60歳以上が80%以上
被害者の9割が「特殊詐欺を知っていた」、8割が「自分は大丈夫と思っていた」にもかかわらず、大切な財産を失っています。
特殊詐欺被害は、いつ、身の回りで起こるか分かりません!
「電話でお金の話は詐欺!」 と思って、必ず、家族や周りの方に相談してください。
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特殊詐欺被害 2年連続で10億円を超えました
-平成26年-
被害状況とイマドキの手口
長野県内の平成26年中の特殊詐欺被害は、被害件数190件(対前年マイナス5件)、被害額約10億2千9百万円(同マイナス5千9百万円)とわずかに減少したものの、被害額は一昨年に続き、10億円を突破するなど、依然として厳しい状況にあります。
特殊詐欺の手口は、いろいろありますが、中でもオレオレ詐欺・架空請求詐欺・金融商品等取引名目の詐欺が大半を占めています。最近は「名義だけ貸してください。あなたはお金を払わなくていいですよ。」と言っておきながら、その後「名義を貸すことは犯罪です。このままだと逮捕されてしまいます。」などと脅かし、不安にさせて、和解金・示談金と称して現金をだまし盗る手口の詐欺が増えており、注意が必要です。
更に、「あなたの名義で 登録されている。解除しないと トラブルになる。」と、不安にさせて、解除料・手数料と称して現金をだまし盗る手口もあります。
こんな電話は絶対サギ!
電話で
○カゼをひいて声がおかしい。
○携帯電話の番号が変わった。
○名義だけ貸してください。
○あなたの名義で登録されている。
○現金を宅配便、レターパックで送ってください。
○還付金があるのでATMで手続きをしてください。
と言われたら、それは間違いなく詐欺です。
このような電話がかかってきたら、慌てずに落ち着いて、まずは一旦、電話を切って、直ぐに警察や家族に相談しましょう。
詳しくは長野県警察本部のホームページをご覧ください。
特殊詐欺等 消費者被害防止活動の事例をご紹介します。


